04, 03. 2017 行きつ戻りつ


昨日は気温が4度程下がって、終日雪が散らついた。義妹が梅の枝に刺した林檎に、ツグミヒヨドリが交互に飛来していた。薄暗くて仕事にはならず、灯りを点けて手仕事をして過ごす。午後に入って少し雲が高くなって来たので、切り花の栄養剤を買求めて来ることにした。東の空が、晴れていた。緩んだ雪が夜分に凍り、シャーベット状態からザラメ雪になっていた。足を取られぬ様に、車の轍を辿って歩いた。



東の沢の樹々の仲に。冬芽の大きなバッコヤナギを見付けた。1番通りへ出て、東へ向かう。低くなっている沢から伸びたオオバボダイジュの枝が、間近に見られる。冬芽が膨らんで、赤味を帯びて来ていた。道は国道と合流し、丁度先を行く方が手押しの信号を押して下さって、一緒に南へ渡る。ホームセンターの前には、用土や庭仕事の道具が並んでいた。






1l入りの重い栄養剤を買求めて戻る。同じ道を戻るのは詰まらないので、少し回り道をして、野幌の住宅街を歩く。蔦が煙突の先端まで絡まっているお宅の前を通る。物置に絡まっているのは、木蔦だろうか。少し西の公園には、立札が立てられていた。ぐるりと公園を取り囲む住宅街から押し出された雪が、ずらりと山を作っていた。2番通りを西へ戻る。高速道路に架かる橋を渡り、団地に戻る。東の沢を利用した公園の陽の当たらぬ西側の斜面にも、根開けが見えていた。すっかり枯れ萎んだナツハゼの実に代わり、生きの良い冬芽が見えていた。






今朝は雲なく良く晴れている。夜分に晴れたので気温はさがり、今日は-1度と真冬日の予報。季節は、行きつ戻りつを繰り返す。