20, 11. 2015 無彩色の世界へ


昨朝の浮雲は8時を過ぎて消え,青空が広がった。暫くは望めない陽光,洗濯機を仕掛けて仕事に取りかかる。午後もう一仕事進めて,2時過ぎに散歩に出掛けた。筋雲の様な薄雲が,北から南へ流れていた。

東町公園を南へ抜けて,緑地帯を進む。紅葉が遅かった欅も,殆ど葉を落としてしまった。葉を落としたキタコブシの冬芽の銀毛が輝く。西へ向かい,中央の沢の遊歩道に入る。色を失った沢は,今年は水が溢れてはいない。遊歩道に接するお宅の庭に巣箱を見付けたが,鳥が出入りしている様子はなかった。





沢を離れて,住宅街を曲がりながら北東へ戻る。クコを見に立寄った。未だ葉は青いが,大分実が落ちていた。義妹に見せようと,路面の実を拾った。良く咲いていた菊が未だ切り詰められずに残っていた。もう最終盤,雪が来ると倒れてしまう。ベニシタンも,実を落とし始めていた。見事だったツリバナの実が色を失い,実の数も減ってしまった。







縄を掛けられた薔薇が,花を開いていた。蕾も見えている。雪の予報が出て,インドリンゴも四十九号も収穫され,西側の青い実の林檎のみが残されていた。



昨夜は半月が見えていたが,今朝は曇空。天気予報には,雪達磨が勢揃いしている。長かった晩秋の日々も終ってしまった。