13, 11. 2015 夕陽に追われて


早朝は浮雲が多かったが、昨日は時間の経過と共に青空の領域が広がった。洗濯機を仕掛けて、仕事に取りかかる。雲が陽を遮ると、雑用をして太陽光を待った。午後に入ると雲は消えて、順調に仕事を進められた。2時半前に、散歩に出掛けた。

南西を廻ろうと、南へ向かう。莢が赤味を帯びたハナズオウが、莢を付けたまま縛られていた。夏の終わりに庭が白くなっていたオカトラノオは、切り詰められずに立ち枯れていた。東町公園の樹々の葉が落ちて、ずっと西側まで見渡せる様になっていた。





南の緑地帯を進む。色付きが遅かった欅も殆ど葉を落としてしまった。鉄道林前の道を西へ向かう。鉄道林の南に並ぶ広葉樹の葉が落ちて、遥か離れた酪農学園大学の建造物が透けて見える。緑の自然の生垣で囲まれている方が佳い。




中央の沢の東の遊歩道に入る。陽が傾いて、赤味を帯びて来た。以前は佳い散歩道だった沢の木道が修理もされず、水位が上がって木道脇の植物が水没していた。木道へ続く階段も、落葉に埋っていた。陽は益々低くなり、落葉松林が赤く燃える。





沢を離れて、住宅街を北東に戻る。先日見付けた、蔓性の赤い実の植物を見に立寄った。鉄柵から垂れていた蔓が、柵の中に引揚げられていた。未だ葉が青い。何の植物なのだろうか。西日が背に当たり、自分の影が路面に長く伸びる。シラカバ公園傍の2種の林檎も夕陽に赤く染まっていた。



今朝も雲なく良く晴れている。昨夕電話が入り、今日午前中に庭の冬囲いをして下さることになった。暖かい日の作業で、安堵している。