19, 09. 2015 深まる実の色


南方から北上して来る雨雲の影響で、続いていた青空はねっとりした雨雲に覆われる。前日枝を詰め込んだゴミ袋を集荷場所に運び、しんなりし始めたスモークツリーの葉の部分を、ゴミ袋に詰め込んで運んだ。仕事も出来ず、午後からは雨の予報が出ているので、先に近所で調達出来る生花と茶菓を買求めに出掛けることにした。

イチイの生垣の隙間から見えるマルメロの実が、益々大きくなって来ていた。そろそろデパートの食品売場を探した方が良いかも知れない。ニシキギは葉の赤さを増し、殻が弾けて朱赤の実が見えていた。ノブドウが、多彩な色を見せ始めた。青から紫色にかけての実が、宝石の様に美しい。





サンシュユの実が、赤味を増して来ていた。前日実か花芽か迷ったマンサクとは異なり,緑から赤へと変化する実を楽しむことが出来る。鉢物の多いお宅のキレンゲショウマは、終盤に入っていた。3番通りを渡って、北の住宅街に入る。もう1軒、キレンゲショウマのあるお宅を見付けた。此処の花も、終盤だった。昨年秋の終わりに見付けた白い花を付ける庭木の蕾が増えていた。葉は常緑樹の葉なのだが、何の木なのか判らない。








東のスーパーの製菓店で茶菓を買求め、3番通りを西へ戻る。中央分離帯のアズキナシの実が、色付き始めていた。小さな実だが、此の実には鳥が集る。西のスーパーに入る前に、裏手へ廻ってみる。手稲山は山頂に雲を頂き、長い間花を見せてくれていたクサフジも、最終盤に生っていた。




午後3時前から降り始めた雨が今朝も降っていたが、空が明るくなり雨は上がった。前日委員会で強行採決した安保法案は参議院でも午前2時過ぎに、強行採決されてしまった。