14, 10. 2016 実を落とし始めた白雲木


良く晴れた昨日午前中、洗濯機を仕掛けて直ぐに仕事に取りかかった。11時を過ぎる頃から、次第に浮雲が増えて来た。仕事を終えた11時半過ぎには、前日の様な大きな量塊の雲が流れて来ていた。午後の早い電車で札幌へ向かう。山際の札幌も、大きな雲が南西に見えていた。

南1条で買物を済ませ、大通公園を西へ向かう。樹々の葉が大分落ちて、紅葉も進んでいた。驚いたことに、サルスベリが未だ花を付けていた。西へ進み、ユリノキを見上げる。つんと上を向いた実が見えていた。少し黄ばみ始めていた。





雲が陽を捉えると、すっと気温が下がる。此の時期なのに、海外からの観光客の姿が数多く見られた。公園を離れて、北へ向う。街路樹のハクウンボクが、黄色く染まっていた。この位葉が色付くと、もう実は落ちてしまっている。緑色が残っている樹で、茶色味を帯びた実を見付けた。もう実の殻が割れて、種子が覗いていた。随分長い間、実の在り様を楽しませて貰った。





幾分赤味を帯びていたが、温室の上から見える桐の実は、これ以上は色付きは進まぬ様に思われた、東側の温室の傍の大きな柿の樹を見上げる。葉の間に、入り付き始めた実が見えていた。やはり観光客で賑わう道庁の構内を通り抜ける。残酷な程切り詰められていたポプラの枝の切り口周辺に、新たな小枝が密集して出ていた。駅前通りを少し南へ戻り知人作家の個展を覗き、駅前で茶菓を買求めて戻った。最寄りの駅に着いた頃には、戸外は暗くなっていた。





昨夜は十三夜の月が明るかった。今朝は雲なく良く晴れている。一仕事終えたら、庭の片付けを進めたい。