09, 09. 2015 エゾノコンギク


空の青は少し弱まったが,昨日も良く晴れた。気温がかなり高い。20度前後の気温を体験すると,夏日の気温は暑く感ずる。下地の絵具を施し,今日が誕生日の甥の為に,灰皿に使用出来そうなの白い折り紙を折った様な仕上げの角皿を用意した。随分以前に焼いて頂いたもの。連れ合いのS子さんには、陶箱を土産に用意した。

午後もう一仕事進めて,散歩に出掛けた。雨の心配は全く無さそうなので,国道の南のエゾノコンギクを見て来ることにした。家の一軒おいて東の南北に通る幹線道路を,南へ向かう。歩道で,秋祭りの旗を立てている人を見かけた。散歩を始めて最初に見付けたマルメロが随分小さく切り詰められていたが、実はしっかりと付けていた。




跨線橋を渡り、国道を越えて酪農学園大学の敷地に入る。南へ向かう道端には,オオウバユリが実を付けていた。国道と平行に走る道を,東へ向かう。ツルアジサイが巻き付いた樹を見上げ,更に東へ進む。もう1本ツルアジサイが巻き付いた並木の針葉樹は、切られてしまっていた。久々に収穫が終った丘の上に,ハルニレの姿を見る。突き当りの南北に走る道を登った。





急坂は,野幌原始林の南端に突き当たる。東へ向かうと早くも道端に,ノコンギクが見受けられた。道路の南に広がる原野に目をやって,驚いた。一面に紫色に見える筈のエゾノコンギクが見当たらない。道路から下がる道を伝って,原野へ下りる。花が見えない原因が判った。低地の草が刈られたのが原因だった。もう他では余り見られなくなったアカバナツメクサやノラニンジンが,低い背丈で未だ咲いていた。草刈りが施されなかった端の方に,花が咲いていた。団地内の窪地も此の原野も、不要と思われる草刈りで貴重な野草が消えて行く。背丈の低いノコンギクの株が見られたので,雪が来る前には咲き出すかも知れない。秋の愉しみが,一つ減ってしまった。






高速道路の東の道を,北へ戻る。1番通りへ辿り着いて,東の沢のすっかり葉が黄色くなったオオバボダイジュを見上げた。住宅街を北西に戻る。葉が枯れて小さな葉を出していた里芋の葉が,大きくなって来ていた。ナナカマド公園を通り抜ける。2年前に切られたナナカマドの切株に,不気味な茸が生えていた。




昨夕空が赤く焼けていたが,今朝は東海地方に上陸しそうな台風18号の影響か,空は曇っている。北北西への進路が予報されているが,台風の東側が広範囲で強い影響を受けるらしい。