17, 12. 2016 真冬日続く


真冬日が続く。寒気は南まで降りて、中国地方でも初雪が降った。前日入手した蒼い革で、徳丸氏のペンケースを作り始める。裏の革は少し厚めで仕事がし難かったが、残っていた銀色の革にした。午後になると、西の雲が高くなって時折陽を遮った。風も無く落ち着いた天候なので、少し脚を伸ばして、生花用の栄養剤を買求めて来ることにした。先日モデルを買求めに新さっぽろへ出掛けた折に買求めようと思ったが、植木鉢2つを買求めたので、重くなりそうで諦めた。

前夜の降雪が10cm程積り、片栗粉の様にキシキシとして歩き易かった。只油断は禁物で、雪の下には氷が隠れている。今年は早々と10月に雪が降り、何度も真冬日が到来したので、葉が落ちずに残っている樹が多い。本来なら紅葉して散る筈が、充分色付かずに樹にしがみ点いている。すっかり葉が落ちたサンシュユは、遠方から実が見えぬ程、凍って朽ちて赤味が失せて来ていた。






東の沢の西の道を南へ向かい、1番通りへ出る。野幌へ向かって、道は下り坂になっている。沢のオオバボダイジュに、未だ総苞葉と実が残っていた。堆く積まれた煉瓦を見上げながら、煉瓦工場を通り過ぎる。その先は高速道路が走り、野幌の地が続く。高速道路は交通量の所為か、アスファルトが出ていた。1番通りは国道とぶつかって終る。国道を渡り、ホームセンターへ向かう。何時もは店舗の前に並べられている除雪の道具が、玄関ホールに並べられていた。







生花用の栄養剤を買求めて戻る。同じ道を歩くのは詰まらないので、少し東の信号を渡り、野幌の住宅街を戻った。煙突の先まで付いていた蔦の葉は落ちていた。軒先からの氷柱が、長く伸びていた。北西へ戻り、2番通の橋を渡る頃、陽が雲に捉えられていた。未だ3時前なのに、陽が落ちて寒さが強くなる。ナナカマド公園を通り抜ける頃、西北の雲が、赤味を帯びて来ていた。





今朝も雲なく良く晴れている。今日も真冬日の予報。寒いのは今日までで、明日は気温が一気に10度近く上がる予報が出ている。体調管理に注意が必要。