10, 09. 2015 見慣れぬ植物


秋晴れは長くは続かなかった。台風18号知多半島に上陸し,日本海に抜けて北上している。台風の東側の領域に垂直に伸びる帯状の雨雲が発生して,関東地方が大雨となった。発生する台風の数が増え,雨や風が酷さを増している。当地は雨こそ降らぬものの,陽が射さぬ暗い一日となった。

仕事が出来ないので、雑用をして過ごす。夕食の素材を買求めながらの散歩に出掛けた。甥夫婦は夕食は不要とのことで,何時もの量の夕食を用意すれば良い。ナナカマド公園を,東へ抜ける。小さなビーズ玉の様だったツルマサキの実が膨らんで,僅かに黄ばんで来ていた。6月末に切り詰められた無花果がその後背丈を伸ばし,小さな実を付けていた。住宅街を東へ進み,東の沢に沿って北へ向う。タラノキの花序に,暗紫色の実が出来ていた。





3番通りを越えて,北の住宅街を西へ戻る。袋を掛けられていた門柱傍の林檎が,赤い実を見せていた。ハンショウヅルが咲いていたアーチの北半分に,見慣れぬ植物が花を開いていた。葛の花に似ているが,葉が小さい。もう殆ど植物は花期を終えたのに,これから咲き出す蕾が見えていた。もう少し西のお宅にも,名称不明の白い蔓ものの花が開いていた。昨年丁度庭仕事をされていた此処のお宅の方に伺ったが,名称は知らぬとのことだった。






3番通りを西へ戻る。シロヤマブキの実が暗紫色になり,黒味を増していた。スーパーの裏手へ廻ってみる。空は曇っていたが,山並みは見えていた。刈られた草地に彼方此方隆起が見えるのは,クサフジの株。刈られても直ぐに新たな茎を伸ばして来る。買物を終えて戻る。中央分離帯のオオバボダイジュも、葉が黄色くなり始めていた。豊作の柿の樹を見上げる。少し実が色付いて来ている様に見えた。







今朝も曇空。台風の影響で,週末迄陽光は望めない。此の台風が去ったら,庭仕事を始めることにしようか。