08, 06. 2015 イワガラミ


昨朝空を覆っていた雲は次第に開け,11時過ぎには青空が広がって来た。洗濯機を仕掛けて,手がけていた縫物を仕上げる。もう直ぐ誕生日が巡って来る、詩人のIさんへのプレゼント。仕上がった2時過ぎに,散歩に出掛けた。

前日より風が凪いで,暖かかった。当地の最も佳い季節なのに,6月に入って気温も低く,抜ける様な青空が見られない。白い花を見せていたタカネナナカマドとナナカマドに、小さな実が出来ていた。塀と道路の間に植えられたシランが咲き始めている。ヤマボウシは,何処も萼片を大きく広げている。急な気温低下で人間はストーヴに火を入れたり厚着をしているが,植物の進行は止ってはいない。







西へ向かい,中央の沢の遊歩道を北へ戻る。ヤマブドウの実が大きくなって来た。落葉松にイワガラミが巻き付いていたのを思い出して立寄る。昨年の花が落ちずに残っていた。白っぽい新たな花序が出ていた。最上部の写真も,イワガラミ。今年も近い位置で,花を見ることが出来そう。





沢を離れて,住宅街を北東に戻る。ネズミモチにも,花序が上がっていた。ハシドイの花序が,僅かずつ膨らみを増して来ている。近い種のライラックは蕾の集積が解けて行くが,ハシドイは開いた花序が僅かずつ膨らみを持つ。サンゴミズキは花を落とし,小さな実が出来ていた。




今朝も雲が広がっている。今日は午後から,病院へ出掛けなければならない。