07, 01. 2015 時ならぬ雨


小寒の昨日は、9時過ぎから雨が降り出した。治まっていた風も吹き始め、嵐模様。路面が安定していたのにと、些かうんざりする。方形に切った布を縫い合わせる。型紙なしの縫物で、殆ど工作気分。縞模様を目印にするので、切り躾も必要がない。4枚の布を縫い合わせて、胸から下の部分を縫い上げた。

2時過ぎに郵便物を投函しに出掛けた。傘が風で煽られる。サイズの大きな郵便物を出して郵便局を出たら、雨が上がっていた。少し歩いて来ようと、西へ向う。歩道は固まっていた雪が融けて、ずるずるの状態。足を上げずに、摺り足で歩く。幹線道路はアスファルトが出ていたが、住宅街の枝道には、車輪が付けた溝が出来ていた。此の侭凍り付くと、歩行に難儀をしそうと気が重くなる。



中央の沢まで進み、遊歩道を北へ向う。2番通りを越えて、北の沢の遊歩道に入った。北へ向って、僅かな下り傾斜がある。トサミズキの冬芽が膨らんでいた。雪に埋もれていた木蔦も姿を現していた。沢に押し出された雪で、ツルアジサイを絡ませた柏の巨木の根元まで、雪が続いていた。近付いて見たかったが、雪が緩んでいるので自重した。






沢を離れて、住宅街を東へ戻る。マンサクを見に立寄った。冠っていた雪が融けて、膨らんだ花芽が現れていた。シラカバ公園へ西から入る。アズキナシの巨木を見上げる。天候の所為もあって、実は黒ずんで見えていた。根元の雪に、落ちた実があった。




雨はその後降らなかったが、今朝は結晶の小さな粉雪が降っている。気温はぐんと下がって、アトリエが中々暖まらない。除雪車が出動してくれると良いのだが、凹凸の激しい道を想うと、気が重い。