27, 03. 2014 勢いづく梢


此の時期としては高温の晴れの日が続く。天気予報には雪崩注意報がずらりと並ぶ。堆かった内庭の雪も,日増しに嵩を減らして来た。長期予報では,4月は気温が高めとのこと。屋根からの落雪が庇に付いている家の東側の雪も,順調に融けるかも知れない。日射しを幸いに,彩色作業を進めた。

2時半前に,買物がてらの散歩に出かけた。公園の遊歩道は雪が融けて,舗装のない道は泥水が溜っているので,住宅街を南東に向う。トウグミの芽が膨らんで、梢が繁り始めていた。白樺の梢は、雄花が繁って空を隠し始めていた。秋に赤い実を付けていた庭木も、勢いの良い芽を出していた。花の記憶が全くないが,白い花の様な気がする。東の沢傍の公園に運び込まれた雪は,未だ堆い。ホウノキの枝が雪に捉えられているのが気に懸かる。沢の西の道を北へ向う。雪に埋もれていた小さなツリバナが,漸く姿を現した。今年も幹が折れていた。沢の柏の冬芽が,随分膨らんで来ていた。







先日見かけた福寿草を見に立寄る。離れた位置からも,花が開いているのが判った。本州では冬に咲く福寿草も,当地では春を告げる花となる。沢沿いに,樹々を見上げながら北へ向う。近隣では最も大きな巨木の梢が量塊を増して来ていた。ズームで寄せると,芽がかなり膨らんでいる。暖かいこともあって,雪割りをする人々の姿が多かった。南向きのお宅の塀の前では,チューリップが赤い芽を出していた。






今朝は少し先も霞む程,深い霧に覆われていた。8時を過ぎて霧は薄れ,薄雲の奥に青空が見えて来ている。今日も二桁台の最高気温。深い霧は,雪が解けた水分かも知れない。