29, 11. 2014 咲き遅れの花


昨朝の雲は開け、8時過ぎには青空が広がった。前日作っておいたゴミ袋を集荷場所に運ぶ。義妹の帰りが午後になるとのことで、昼食のパンが不足しているので買いに出かけた。午前中は滅多に外を歩くことがないので、光の柔らかさを感ずる。葉が枯れ始め、荒縄で縛られた薔薇に、開き層になった蕾が付いていた。未だ固い蕾も残っている。切り詰めるのが可哀相で残されたものと思われた。

焼きたてのパンを買い求めて戻る。暖かいので、ついでに散歩をして帰ろうと南へ向った。ナナカマド公園傍のジギタリスが、未だ花を付けていた。下から出た脇芽にも、花が付いていた。遊歩道脇のヒバの生垣から飛び立った鳥がシジュウカラに似ていたのでカメラを向けたが、雀だった。過日ヒヨドリを見かけたが、その後目にしてはいない。冬鳥が渡って来るのが、遅い様に思われる。




住宅街を折れ曲がりながら、西へ向う。ハナズオウには、朽ちた莢が未だ付いていた。小さな花なのに、莢は結構大きい。公団アパートを取り囲む生垣のレンギョウにも、数多くの冬芽が出ていた。未だ葉が残っている株もあって、葉が渋く佳い色に色付いていた。





東町公園に突き当たり、北へ戻る。西の空は雲が多かった。犬を散歩させている人の姿があった。車が通らぬ道を選んで歩くので、散歩をさせる人には良く出会う。



義妹が2時過ぎに戻って来た。富岡製糸工場にも寄ったらしく、シルクのタオルがお土産だった。前日取り出した手付かずの布の中には、シルクも多く残っている。さて多くの布をどう処理すべきか、頭を痛めている。