03, 11. 2014 野幌へ


強い雨ではなかったが、昨日午前中は前夜からの雨が降り続いた。洗濯機を仕掛けて、手仕事に取り掛かる。縫い代の始末をする両面テープが不足になりそうになって、雨が上がった午後に野幌の大型スーパーへバスで出かけた。テープを買い求め、緑地帯を抜ける。僅かに葉を残している楓や紅葉があった。緑地帯は錦山天満宮を越え、3番通りまで続く。葉を落とした樹々に、寄生木がみえていた。



緑地帯を西へ抜け洋品店で耳掛を探したが、入荷していなかった。札幌で探さなければならない。小さな煉瓦造りの家に立寄った。蔦もノブドウも葉を落とし、ノブドウの実が残っていた。2番通りを西へ戻る。庭木のエゾノコリンゴの実が、盛りを過ぎて黒くなり始めていた。




高速道路に架かる橋を渡り、団地に戻る。東の沢を利用した公園の樹々が葉を落とし、南を廻る折に通る沢の西の家並が透けて見えていた。葉が残っている柳も葉を中は落とし、路面に葉が散らばっていた。





住宅街を北西に戻る。葉が落ち始めたサルナシに、実が残っていた。ナナカマド公園近くのお宅のヒバの生垣の下で、ジギタリスが咲いていた。6月末から7月が花期の植物。最初の花を切り詰めると2番咲きの脇芽に花が付くが、もう随分以前に花は終っている。2年草なので、種子が零れてその年に花が咲く事はない。異常気象は植物の生態系にも影響を与えているのだろうか。



今朝は良く晴れているが、風が強い。階下へ下りるのを待ち受けて、飼い猫のアタローが外へ飛び出して行ったが、強い風に驚いたのか直ぐに戻って来た。僅かに残っている樹々の葉も、此の風で落ちてしまうに相違ない。