04, 11. 2014 吹荒れる


昨朝は良く晴れていたが、次第に大きな量塊の雲が流れて来て、屢々陽を遮った。それでも灯りを点けての手作業よりは良い。メッシュを組み立て、縫い合わせる段階まで作業を進めた。道南では風が強く、地震も発生した。何とも大荒れな連休最終日だった。

午後に入って、雲の量が増して来た。黒雲が流れ来ると、雨も落ちて来る。大きな黒雲が去った2時過ぎに、散歩に出かけた。南を廻って来ようと、シラカバ公園へ向う。雪の予報も出ているのに、インド林檎も四十九号も未だ収穫されていなかった。白樺はすっかり葉を落とし、強い風に揺れていた。東町公園へ続く緑地帯を歩く。葉が落ちて、巨大なヤドリギが全容を現していた。未だ実は黄色くなっていない。東町公園の樹々も殆ど裸木になり、葉が残っているのは色付きが遅れていた欅のみとなった。






南の緑地帯に入る。先年雪で枝が折れた大きなナナカマドに寄生しているヤドリギの実が黄色く見えていた。西から雲がまた流れて来た。緑地帯を離れて、住宅街を北東に戻る。柿の樹は葉を落とし、実だけが残っていた。熟して朽ち始めた実もある。昨年は収穫されずに放置されていたが、今年も収穫しないのだろうか。真っ赤な林檎の収穫を済ませたお宅では、エゾノコリンゴより一回り大きな林檎が残されていた。鳥達のご馳走に残してあるのだろうか。ヤマブドウの葉に覆われていたエゾノコリンゴは、葡萄の葉が落ちて実が赤くなって来ていた。







西の雲が広がって来た。前日より10度近く下がった気温で、雨に降られては敵わない。帰り道を急ぐ。流れの速い雲が、何度も陽を飲み込んでいた。



昨夜僅かに雪が降って、敷石は濡れた状態だが、植込みに雪が残っている。今朝も風か強く、空は雲が厚い。