16, 08. 2014 ミナヅキ


昨朝の雲は夕刻近くまで切れず、陽の射さぬ薄暗い一日となった。異常気象は日本列島のみではないらしい。北米大陸では随所で大洪水が起き、スイスでは何時もより多い降雨の為に山岳鉄道で土砂崩れが起きて、負傷者が出ている。自然の猛威の前には、人間はなす術を持たない。

日が照らぬので、庭仕事を進める。花期が終ったツリガネニンジンやルリタマアザミ、大きな葉のヤグルマソウを根元近くまで切り詰めた。40kg入りの大きなゴミ袋に2つ切り刻んで詰め込み、前日作っておいた満杯のゴミ袋と合わせて3つを、ゴミの集荷場所に運んだ。昼食後も作業を続け、大きなゴミ袋を一杯にする。西側の3分の2程まで切り詰めて、作業を終えた。結構な力仕事で、額には汗が滲んでいた。

2時半過ぎに、散歩に出かけた。暫く歩いていない南東を廻ろうと、南へ向う。鉄道林前の道に出て、東へ向う。以前は農家だったと思われるお宅のノブドウが、実を付けていた。少し色付き始めた実もあった。昨年別の箇所で見付け、名称が判らぬとブログに載せたら、佐渡在住のMIXY友Mさんが、ピラミッドアジサイと教えて下さった、真っ白い紫陽花が咲いていた。園芸種の図鑑で調べたら、ミナヅキと載っていた。形状からピラミッドアジサイの方が覚え易い。直ぐ傍のマルメロの実が色付いていた。






更に東のサルナシを見に立寄る。アーチに絡まったサルナシは、今年も佳く実を付けていた。葉が黄ばみ始めている。収穫が近いのかも知れない。住宅街を折れ曲がりながら、北西に戻る。2mを超す大きな向日葵が花を付けていた。最近増えて来た矮小化された向日葵は、頂けない。久々に、オオヤマレンゲのあるお宅の前を通る。実がもう色付き始めていた。艶やかな花に比べて、魚雷の様な実は隔たりが大きい。住宅街の中の畑では、収穫された玉葱が陽に干されていた。鴉の心配がなくなって、ナナカマド公園へ南から入る。歩道脇で、キアゲハが吸飲していた。羽根を開いてくれぬかと待ったが、少し明るくなり始めた西の空へ飛び去った。









夕刻から青空が見え始めていた、今朝はすっきりと晴れ渡っている。朝の気温が随分下がって来た。今日も西側の切り詰め作業を進めることにする。