05, 06. 2014 オオヤマレンゲ


列島南部は梅雨に入り雨の日が続いているが、北海道は晴れの真夏日が続いている。しとしと降り続くのが梅雨の雨と思っていたが、四国では500mmを超える降雨とのこと。雨の降り方も過激になって来ている。窓を開けて作業が出来るのが、有難い。午後に入って数日振りに、薄い筋雲が現れた。

2時半過ぎに、買物がてらの散歩に出かける。色の強いレンゲツツジは終盤で、白い大振りのツツジが咲き出した。気温が高いので、白い花は爽やかで佳い。空地の叢に、ヒレハリソウが花序を上げていた。





住宅街を東へ進む。オオヤマレンゲが花を開いていた。花芯の紅が艶やかな花。東の沢は緑が深まって、沢の底が暗くなっていた。沢の底から立上がるホウノキの巨木の花も咲き出した。雪で折れた枝は切り取られていた。







3番通りを西へ戻る。芽吹きが遅れていたイヌエンジュも梢が緑になった。未だ芽吹いていないのは、ネムノキのみとなった。生垣のイボタに、もう花序が上がって来ていた。白く小さな花だが、濃厚な匂いを発する。スーパーに入る前に、裏手の原野を見渡す。西の山並みは霞んでいた。





夕食の素材を買い求めて戻る。中央分離帯のオオバボダイジュの花芽が大きくなっていた。街路樹のシナノキにも、小さな花芽が見えていた。今年は花を付けてくれるらしい。



今朝は晴れているが、薄い浮雲が見える。時ならぬ真夏日で植物の進行が加速してしまったが、明日からは平年並みの気温に戻るらしい。