03, 06. 2017 花の香り漂う


雨こそ降らなかったが、昨日はねっとりとした雨雲が広がり、陽は射さなかった。アトリエを片付け、ゴミを出すついでに少し草取りをする。雑草の勢いが増して来た。午後から駅前の銀行に、所用があって出かけた。街路樹のシナノキを見ながら、南へ進む。托葉が出て、中には小さな花序を見せている樹もあった。



湿った空気の中に、花々の甘い香りが漂う。南の住宅街で、大きなマルメロの樹が花盛りになっていた。鉄道林前の道に出る。白い花を付けている樹々が目に付いた。ハシドイかと思ったが、花序が扁平で円錐形ではない。鉄道林にも、中央の沢にも、白い花が見えていた。何の花だろうか。





用事を済ませて、中央の沢の東の遊歩道を戻る。白い花は、此処でも見られた。ヤマブドウが、花序を見せていた。巨大な柏に絡まったツルアジサイのも、花序を出していた。大きなホウノキに、花が咲いていた。離れた位置からなら、花芯が見える。沢を離れて、住宅街を北東に戻る。次々と花を見せている躑蠋も、最後のレンゲツツジの開花期となった。強い色よりも、淡い色が佳い。







早くもキョウカノコに、花序が上がって来ていた。幼稚園近くのお宅のガマズミも、白い花を見せていた。先日蕾を載せたハマナスは、もう花を開いていた。




今朝は風が強く、雲間から青空が覗いている。今日の最高気温はぐんと下がって、15度の予報。アトリエに下りて来たら余りに寒いので、ストーヴ火を入れた。