04, 05. 2014 満開の桜


昨日午前中は雲が多めながら、陽が射していた。彩色作業を済ませて庭に出る。残っている内庭の10本の樹の冬囲いの撤去に取り掛かる。縄を外すのも中々大変だが、刺さっている竹を引き抜くのが力仕事。漸く取り外し、家に入ると正午近くになっていた。ヤマシャクヤクが赤い芽を出して来ていた。芽数が増えているのが判った。タッタソウが咲き出したが、強い風で花弁が飛んでいた。




午後の彩色作業を済ませ、縄や竹の後始末をしようかと思ったが、雲が厚くなり風も強まって来たので取り止めた。雨の予報が出ているので、強い風に雨が降っては敵わないと、買物がてらの散歩に出かけた。南風なのに、強風で冷たく感じる。道幅の広い幹線道路を避けて、住宅街を折れ曲がりながら南東へ向う。丸い冬芽を見せていたトウグミが芽を吹いていた。住宅街の中の畑には、玉葱と思われる野菜が植え付けられていた。小さな尖った冬芽だったエゴノキも芽を吹いていた。エゴノキの花は、かなり遅く開花する。ブロック塀の外側で、フッキソウが花を開いていた。






東の沢の西の道を北へ向う。樹々の緑は強くなっていたが、沢には落とされた雪が未だ残っていた。折れた枝も散見出来る。沢から西へ突き出たアカシヤ公園のオニグルミも冬芽が弾けていた。沢を離れて、住宅街を北西に向う。先月末30日に前を通った折には開いていなかった桜が、中2日で満開状態になっていた。此処の桜は開花が早いのと、花の色の赤味が弱いのが気に入っている。数年前に立てられたお宅の庭には、鯉幟が泳いでいた。庭に植物を植えていないのは、子供達の遊び場にしている為と思われる。鯉幟を揚げるお宅は、随分少なくなって来た。



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昨夕から降り始めた雨で、敷石が濡れている。植物には佳い雨だが、空は暗く寒い。彩色作業は出来そうにないので、今日は何をして過そうか。