23, 03. 2014 福寿草


道東で大荒れが続いていた昨日は,陽も射さず時折大きな牡丹雪が舞った。教室を済ませ,来週は休みで続けて作業が出来るので,念入りに床を磨く。浴室に避難させてあった作品や諸道具を運び込んだら,3時間近だった。夕食の素材を買い求め方々の散歩に出かけた。路面は融けていて、降った雪も直ぐに融けて行く。舗道はずぶずぶの状態で歩き難い。前日余り距離を歩いていなかったので,南東の東の沢へ向った。

雪が散らつく中,雪の壁を崩したり,雪割りをされる方々を随分見かけた。東の沢傍の公園に雪を運び込む人々も見かけた。公園の膨大な量の雪が融けるのは,何時のことになるのだろうか。沢のネコヤナギも少し膨らんで来ていた。沢の西の道を北へ向い,二番通りを越える。バッコヤナギの芽の方が,やはり大きくなっていた。




沢を離れて,住宅街を北西に向う。先日ヒヨドリが冬芽を啄んでいた桜も、芽が大きくなって来ていた。道端の雪の壁が融けて,庭木が現れて来ている。姿を現したハマナスには,赤い実が残っていた。




南向きのお宅の煉瓦塀の前に,黄色いものが見えた。福寿草だった。朽ちた落葉を突き破り,逞しい芽を出している。花弁が黄色く見える株もあった。漸く春の到来。



今朝は雲なく良く晴れて,南の高い空に半分に欠けた白い月が見えている。今週は晴間が多く,気温が高くなる予報。雪解け同様,制作作業も一気に進めたい。