09, 02. 2014 酷寒の中でも


黒海沿岸の保養地ソチでの冬期オリンピックが、昨日深夜に始まった。関東地方や東北の太平洋岸では、40数年振りという大雪に見舞われ、交通網が混乱した。重い雪のうえに、強い風も伴い吹雪の状態だった。当地は晴れているが、気温は頗る低くなった。油絵を描きに見えた方々も、重ね着の重装備。キレンジャクの攻勢で、ヒヨドリが梅の枝に刺した林檎に、何度も飛来していた。

教室を終えてアトリエの床を磨き、立体を運び込んで着彩の準備を進める。2時過ぎに買物がてらの散歩に出かけた。東は晴れていたが、西の雲が厚く高かった。足元の雪が軋む。ナナカマド公園を東へ抜ける。寒さの中で、山桜の冬芽が少し大きくなって来ていた。東の住宅街は、排雪作業が済んでいて、道幅が広くなっていた。小公園から子供達の声が聞こえる。重機が削り取った雪の壁の断面は、2m近くになっている。公園へ入る坂道が造られていた。小さなシダレザクラに、冬芽がしっかり出ていた。春に小さな白い花を付ける庭木にも、小さな冬芽が並んでいた。






東の沢の西の道を北へ向う。風は弱いので、三番通りを越えて北へ進む。北の住宅街も排雪作業が済んで、歩き易くなっていた。毎年見上げる名称不明の樹は、梢が黄緑色に見える。目立たぬ花なのか、花を目にしたことがない。冬芽は大分大きくなっていた。バッコヤナギの芽も膨らみ始めていた。雪を積上げて城塞の様に囲っていたお宅を思い出して立寄った。積まれていた雪の壁は、綺麗に排雪されていた。





今朝は曇空。早々とヒヨドリが飛来して、林檎を啄んでいる。少し雲が高くなって、薄日が射して来た。午後からは雪の予報なので、日射しは期待出来ないかも知れない。