08, 02. 2014 鳥・鳥・鳥


前日よりは幾分高めの予報が出ていたが、昨日も厳しく冷え込んだ。朝方散らついていた雪は9時過ぎには止んで、次第に青空が広がって来た。青系統の彩色には、陽光が何より有難い。時折雲は広がったが、午前中は明るい陽光の下で作業を進めることが出来た。午後に入って雲が厚みを増して来た。時折雪も散らつく。庭の梅の枝に義妹が刺した林檎に,ヒヨドリが飛来した。キレンジャクの攻勢で、林檎を思い出したのかも知れない。



先週買い求めたモデルの生花は、現在は屋根からの落雪で戸が開けられぬアトリエの入口付近に置いてあったので傷まず、其の侭使用出来そうだった。時間を取られる札幌への買物を取り止め、午後もう一仕事進めた。帰りがけに東のスーパーの製菓店で茶菓を買い求めようと、散歩に出かける。東には未だ青空が広がっていたが、西の雲はかなり厚みを増し、雪が散らついていた。ナナカマド公園を南へ抜け、アパート脇の遊歩道を南へ進む。遊歩道脇の雪の壁には,ヒヨドリが食べ散らかしたナナカマドが層になっていた。南の住宅街を、南東に進む。庭木のイチイの樹に雀が群がって、身体を丸くしていた。





鉄道林前の道を東へ向う。団地の東外れ付近の殆ど実が無くなったナナカマドに、小鳥の姿が見えた。近付いて見ると、コガラとヤマガラだった。前日南の緑地帯で見かけた小鳥と同じ構成。距離は1km近く離れている。実の無い枝から、歩道脇のお宅に交互に飛び降りる。塀が無いのを良いことに、雪山の蔭を覗いて見た。木製の立派な餌台が設えられてあった。さっと大きな影が過り、小鳥が逃げ出した。ヒヨドリかと思ったが、ミヤマカケスだった。北へ進路を変え、三番通りへ向う。スーパーが近くなる頃、西の雲が頭上を通り越し、青空の領域は東の沢の向こうのみになっていた。







昨日夕刻過ぎまで雪が降っていたが、今朝は良く晴れている。朝食時のニュース番組で、札幌は-13.7度と報じられていたから、当地はもう少し気温が下がっている筈。厳しい寒さが続く。