29, 01. 2014 巨大な氷柱


寒暖の差が激しい日が続く。昨日は真冬日脱出の予報が出ていたが、午前中は曇空で陽が射さなかった。下地のジャッソを施してあった筒状の立体2本に、大きな流れを付ける為の着彩を始めた。午後に入って、薄日が射し始めた。もう最終段階の小さなメビウスの輪に、数カ所色を置いて仕上げとした。

2時過ぎに散歩に出かけた。幹線道路の雪は融けていたが、住宅街の枝道は僅かに雪が緩む程度で、所々凍った部分が光っている。シラカバ公園に向う途中で、巨大な氷柱を見かけた。東側の屋根から下がった氷柱が数本纏まって、太い柱になっていた。寒暖の差が激しかったので、融けかかった氷柱が合体してしまったのだろうか。




シラカバ公園を南へ通り抜ける。ヒヨドリの姿が見られた。陽を遮っていた雲が南へ流れ、陽が射し始めた。一番通りを西へ向う。歩道脇に降り積った雪が緩み、水滴が光っている。中央の沢手前のドーム型の家に立寄った。下方の雪は落ちていたが、ドームの上にはカモノハシが取り付いた様に、雪が残っていた。中央の沢の東の遊歩道を北へ進む。陽が射して、雪面に落ちる影が青くなり始めた。






赤味を増して来た落葉松林を見上げながら、二番通りを越えて北の沢の遊歩道に入る。柏の冬芽が、大きくなっていた。近くで見ると未だ冬芽が固いが、ウンリュウヤナギは遠方から見ると黄緑色に見える。山並みが見えぬかと三番通りも越えたが、家並の隙間から見える北西の空は曇っていたので、東へ戻る。レンギョウの冬芽の先端が、黄色く光っていた。






昨夜来の雪が降り続いていたが、先刻から小止みになって来た。降る雪の量よりも、強い風が吹き上げる雪の量が多く、凍り付いたガラス窓にも貼り付いている。今朝は気温が下がって、中々アトリエが暖まらない。あの氷柱は、益々太さを増すことになるだろう。