26, 01. 2014 穏やかな週末


真冬日脱出2日目の昨日は、前日より僅かに気温が上がり、穏やかな一日となった。薄雲は広がっているものの、アトリエに陽光が入る。先週重ね着をして見えていた教室の方々も、暖かさを話題にされていた。シンビジウム3種とグロリオサがモデルの今月の油絵も、お正月らしく華やかな作品に仕上がった。

昼食時に、今日外出の予定が出来た姪から、炊事の担当を換わって欲しいとの申し入れがあり、アトリエの床を磨いた後下地のジェッソを施す作業を進めた。2時半過ぎに、散歩に出かける。幹線道路はアスファルトが出て、舗道の雪も緩んでいた。イチイの生垣の雪も緩み、水滴が落ちている。積った雪の層にも、水滴が光っていた。



東町公園の脇を通り、南の緑地帯に入る。樹々の枝に凍り付いていた雪が、大分落ちていた。歩く先々で、ヒヨドリの姿を見かける。遊歩道は、食べ散らかしたナナカマドの実で、赤く染まっていた。落ちている実を見ると、凍ってかなり柔らかくなっている。此の状態が食べ頃なのかも知れない。住宅街を折れ曲がりながら、北東へ戻る。ナナカマド公園に続く遊歩道へ入った頃、傾き始めた陽が、赤味を帯びて見えていた。






真冬日脱出も、僅かに二日間。今朝は曇空から雪が降り始めている。アトリエ前の梅の木の雪も大分落ちたのに、余り積っては欲しくない。