25, 01. 2014 真冬日脱出


昨日は、久々に真冬日を脱出した。朝の天気予報で真冬日は9日から続いていたと報じられていたから、半月続いていたことになる。陽が射す暖かな日を期待したが、午前中は雲が厚かった。午後に入って雲が薄くなり、青空が透けて見えて来た。彩色の作業を中断し、買物に札幌へ出かけた。電車が札幌へ近付くにつれ、雲が低くなり雪が降り始めた。札幌の街並は、降雪で白く霞んでいた。

人混みを避けて、道庁の北門へ向う。西の突き当りに見える植物園の樹々も、雪で霞んでいる。道庁の光婦負を抜けて、南門へ向う。先週は見えなかった庁舎の屋根から、長い氷柱が下がっていた。南側の池は相変わらず水面が一部開いていたが、雪の上で休むマガモの姿があった。此の姿が、何年も見て来た冬のマガモの姿。




大通公園へ向う積りでいたが、雪で見通しが悪いので、道庁の塀沿いに北へ戻る。イチイに積った雪が、此処でも面白い形状を見せていた。枝が交錯した付近には、天神様か雛人形を想わせる形状が出来ていた。昨秋寒波が急激に襲ったこともあり、ポプラが未だ枯葉を付けた侭になっている。黄葉せずに、緑の葉を落としていた大銀杏を思い出した。相変わらず、正門前には観光客の姿があった。雪祭りが始まると、観光客の姿も増えるのだろう。






駅前に戻り、もう売り出しも終盤の冬物の衣料を買い込む。自分の買物なら、手持ちの衣料の状態が把握出来ているので、直ぐに決められる。生花と茶菓も買い求め、大荷物を抱えて戻った。4時半過ぎの電車だったが、灯りは点いているものの、車窓の外は未だ真っ暗にはなっていない。日が長くなって来たのが嬉しい。