27, 01. 2014 寒気再訪


真冬日脱出も、僅かに二日。また寒気が押し寄せた。朝から雪が降り続く。申し上げ段階の小さなメビウスの輪の着彩は、全く陽が射さないので諦めた。青が鉛の様に、重くなって見えている。洗濯機を仕掛けて、先週買い求めた2着のパンツの裾上げをした。

前日姪と炊事当番を換わったので、2時過ぎに買物がてらの散歩に出かけた。2日の暖気で、屋根の雪が落ちたお宅が多い。ずり落ちた雪が止まり、氷柱も半分雪の層から外れているお宅があった。落雪が支えているお宅もある。横から見ると、ガラス窓には板が打ち付けられていた。道路側に落ちる雪が高くなり、屋根の雪が支えているお宅もある。外壁を木材で仕上げた可愛らしい住宅の本屋根の雪は順調に落ちていたが、小屋根の雪は大分溜っていた。






窪地に雪を落とす為に付けられた道が、大分長くなっていた。中の一本を、奥まで入って見る。彼方此方から押し出される雪が、窪地を狭めていた。




三番通りを西へ向う。少し西の空が明るくなって来た。東のスーパーの西側の木立に、ヒヨドリの姿があった。此処の樹には、ツルウメモドキが梢近くまで絡まっている。小さな実なのだが、ヒヨドリにはご馳走なのかも知れない。西のスーパーに入る前に、裏手から原野を見渡す。西の山並みも札幌市街も、垂れ込めた雪雲に覆われていた。僅かに見えていた陽も、買物を済ませて戻る頃には、雲に覆われてしまっていた。





また降り始めた雪は、夕刻まで降り続いた。今朝は冷え込んではいるが、青空が覗いている。陽が射す間に、着彩を進めてしまいたい。