17, 01. 2014 雲を見ながら


シベリア寒気団が居座ってはいるが、晴れた日が続く。昨日も時折大きな量塊の雲が流れて来たが、陽は良く射した。洗濯機を仕掛けて、着彩の作業に入る。二度目の彩色を終えた2時過ぎに、散歩に出かけた。戸外へ出ると、西の雲の壁が高かった。南西を廻ろうと、シラカバ公園を南へ抜ける。雪面に落ちた樹々の影が、青く美しかった。小学校前の広場の雪山は高くなり、かなりの高さの位置に重機が登り、アームを振り回して作業を行っていた。




東町公園の西の道を南へ向う。前を通る度に気に懸かる氷柱が数と長さを増し、窓を塞いでいた。玄関脇の部屋なので、接客用の部屋で、家人は気に懸からないのかも知れない。東の住宅街から緑地帯へ押し上げられる雪も高さを増し、東側の家が見えなくなっていた。鉄道林前の道を西へ向う。煉瓦塀から垂れ下がった雪が、見事な曲線を描いていた。屋根の雪も同様だが、雪の層は面白い造形を見せる。西の雲が次第に高くなり、陽が捉えられた。途端にすっと体感気温が下がる。舗道にナナカマドの実が落ちていた。この食べ散らかしは、ヒヨドリの仕業に相違ない。








中央の沢の東の遊歩道を北へ戻る。住宅街から除雪車が押し上げた雪が、途轍もなく量を増していた。陽が隠れて寒さが増して来たので、帰り道を急ぐ。久々に前を通った赤い枝の木は、奥のイチイの雪に埋もれ、イチイから長い氷柱が下がっていた。



昨夜僅かに降雪があったが今朝は止んで、薄曇りながら陽が射して来ている。気温はかなり低く、ストーヴのヴォリュームを上げても、中々アトリエが暖まらない。