16, 01. 2013 ヒヨドリ登場


前日程の快晴ではなかったが、昨日も青空が広がった。誕生日で、MIXY友からお祝いのメッセージを戴き、弟夫婦からは、グリーンの財布を貰った。色も皮も申し分無い財布だが、現在使用している手製の財布よりもかなりサイズが大きい。手製の財布は、パリでの二人展、ロンドンでの甥の結婚式の後のスペイン旅行にも使用したものなので、手に良く馴染んでいる。もう少し使用して、個展の折から新しい財布に取替えることにした。出来上がっているメッシュのバッグに、良く似合う。

戸外に設置予定の小型のメビウスの輪は設置面が多く安定しているので、過日買い求めた錆び止めの塗料を施すことに決め、彩色を始めた。新たな塗料を買い求める折に、更に強度がある塗料があれば、それを大型の立体用に入手すれば良い。今日から週末まで雪の予報が出ていたので、夕食の素材を買い求めるついでに南を大回りして、切れた切り花用の栄養剤と電球を買い求めて来ることにした。

西から大きな量塊の雲が流れて来ていた。南東へ向い、沢の西の道を南へ歩く。陽が射さぬと陰鬱に見える沢の樹々が、晴れると梢の色が異なって見える。一番通りに出て、東へ向う。東の沢のオオバボダイジュには、僅かに実と托葉が残り、赤味を帯びた冬芽が出ていた。高く積まれた煉瓦に積った雪が、生き物の様に曲線を描いていた。






国道沿いのホームセンターで、必要なものを買い求める。一番通りに戻り、煉瓦工場の東の道を北へ進む。路肩の雪の壁が高くなって車が目に入らなくなったので、二番通りの舗道を西へ戻る。舗道に、ナナカマドの実が落ちていた。見上げると、ヒヨドリがいた。通りの北側のナナカマドにも、ヒヨドリの姿があった。実が凍って柔らかくなった頃が、食べ頃なのだろうか。北のスーパーへ向おうと通り抜けたナナカマド公園の遊歩道も、食べ散らかした実で赤く染まっていた。買物を済ませて戻る頃、陽は西の雲の壁の蔭に入った。






昨夜は月光が明るかったが、今朝も雲なく良く晴れている。彩色の作業には、太陽光線が有難い。