18, 01. 2014 冷え込む


気温は低いが、青空が広がる日が続いている。陸別で、-30度を記録したと報じられていた。夜分に晴れると、放射冷却現象で気温は下がる。もう何日、真冬日が続いているのだろうか。陽光に恵まれた午前中に彩色の作業を進め、午後から札幌へ出かけた。西の雲が大分迫り出していた。道庁の北門から構内を抜ける。午前中に雪が降ったのか、構内は除雪が済んでいなかった。雀の群が、木の枝で身体を丸くして止っていた。正門の東の空は晴れている。どの様な仕掛けをしたのか、池の水面は開いていた。






南へ向い、大通美術館でのN氏の個展を観る。何時も過剰とも思われる作品群だが、今回も会場の一画は、多大な立体で埋められていた。柱も作品の一部として利用されている。ここ数年追いかけて来たテーマの情景に重なって見えた。ダイナミックな構成に圧倒されるが、夏の展示は、極力少ない作品で、緊張感を孕む空間を創り出したい。





先週駅前のデパートは廻ったので、義妹の誕生祝いの品を探しに、南1条のデパートへ向う。大通公園は、近付く雪祭りの準備で、建築現場さながらだった。2軒目のデパートで、漸く気に入った品を見付け、プレゼント用に包装して頂く。デパート歩きは、散歩よりかなり疲れる。駅前に戻り生花と茶菓を買い求めて、夕刻の電車で戻った。家に戻ると、詩人のIさんからの、誕生祝いが届いていた。数点あった中で興味を惹かれたのは、紙で立体を成形出来る品。立体との格闘が一段落したら、ゆっくり愉しみたい。




今朝も青空が広がっているが、頗る寒い。窓ガラスは霜が凍り付いている。寒さは何時まで続くのだろうか。