02, 11. 2013 無駄足


暖かい日が続いていたが、昨日は少し気温が下がった。モデリングの最中に手元が暗くなって外を見ると、雨が落ちて来ていた。庭仕事もならずゴミ袋だけを集荷場所へ運び、手がけてあった縫物をする。空いた時間に僅かずつ進めて来たメッシュのバッグは最終盤となり、表袋と裏袋を合わせてベルトを挟み、両面テープで貼り合わせてクリップで固定した。

午後から札幌へ出かけた。Netで調べた塗料店は、創業100年近くの古い塗料店とのことで、住所が記載されて居らず、電話帳で住所を調べた。何時もの様に、道庁の庭を南へ抜ける。銀杏の巨木が黄色く輝いていた。未だ色付かぬ銀杏もある。シナノキは葉が枯れて、殆ど落ちていた。




空を鳥が旋回していた。鳩よりも大きい。良く見ると、カモメだった。過日も発寒川の畔で鴎を見かけたが、随分内陸まで飛んで来るのに驚いた。南門のハリギリも、陽の当たる位置から色付き始めていた。






塀に沿って、庭を見ながら東へ向う。街路樹のハクウンボクの葉が黄色くなり、実も少なくなっていた。葉が落ちてしまっている樹もある。駅前通りを越えて、更に東へ向う。創成川沿いに出来たホテルは、以前は大きな日本家屋だった。庭木はそのまま残され、ツリバナが実を下げていた。洋風の門の傍にも、ゴヨウマツがある。






創成川を渡り、メモの住所の一画を廻る。かっての鉄道病院はJR病院と名を変えて、建物も新しくなっていた。この北側だろうと予測していたが、北側には薬科大学が出来ていた。ぐるりと住所の一画を廻り、隣接する付近も調べたが、塗料店はなかった。無駄足を踏んでしまった。駅へ戻り、生花店を見たが佳い花はない。デパートの野菜売場でマルメロを見付け、ザクロやライムなどの実ものを買い求めて戻った。塗料店は何処へ移転したのだろうか。今朝も冷え込んで、硝子窓が曇った。日一日と、明方の気温が下がって来ている。