31, 10. 2014 銀杏を追って


初雪のニュースが流れた後なのに、昨日は気温が上がり、強かった風も治まった。今日のゴミの集荷に合わせて、通路に降り積った落葉を集める。植込みの奥の方は、自然に朽ちて腐葉土になると思い、そのまま放置した。

午後から札幌へ出かけた。札幌の西に広がる山並みを見られる座席に座る。大谷地を過ぎると、電車は北へ向きを変える。雲なくよ晴れて山並みが見え、手稲山も良く見えた。市街地を歩くと、聳え立つビルで山並みは見えない。バスで南1条まで行き、不足の小物を買い求める。デパートの地下で茶菓を買い求め、大通公園へ上がろうとしたら、近美でボランティアをしている高校時代の同級生に出会った。個展に見えなかったので気に懸かっていたが、元気そうなので安堵する。北へ向い、北3条の銀杏並木を見上げる。漸く色付き始めた樹の枝に、銀杏が鈴生りだった。西の突き当りの道庁を見ると、すっかり黄色くなった銀杏が輝いていた。少し回り道になるが、西へ向う。




駅前通りから道庁の正門前の銀杏は、陽が当たる所為か葉がすっかり色付き、落葉も始まっている。逆光で見る葉が美しい。銀杏は少し黒ずんで来ていた。程なく地面に落ちで、強い臭気を放つものと思われた。道庁の前庭に沿って、北へ向う。暖かいので、池の周囲を散策する人やベンチで休む人の姿が見られた。池の西の銀杏の大木は、陽の当たる南側が黄色く色付いていた。ポプラの大木も、黄ばみ始めていた。








生花店を廻ったが年中同じ種の花ばかり、デパートの地下でマルメロを見付けて買い求める。当地では入手出来ぬ柘榴も買い求めた。今日は近くのスーパーで果物を買い求めて、モデルにすることにした。マルメロが佳い匂いを放っている。