01, 11. 2013 日暮早まる


朝方の薄雲が晴れ上がり、昨日も暖かな一日となった。洗濯機を仕掛けて、モデリングの作業に入る。一段落したところで、庭の植物の切り詰め作業をした。オレンジ色に輝いていたサラサドウダンは葉が反り返って茶色となり、遅れて色付いたクロフネツツジも葉が反り返り始めた。2種のツツジの葉が落ちると、内庭は寂しくなる。



二度目のモデリングを終えた2時半前に、散歩に出かけた。インド林檎がうっすらと色付いていた。最近市場には出なくなった此の種は、子供の頃から団地に越した後も良く食べていたので懐かしい。シラカバ公園を南へ抜ける。結構人通りのある公園だが、落葉で遊歩道が埋っていた。東町公園に続く緑地帯に入る。風が強くないのに、落葉が降って来る。東町公園の欅は、もう赤味を帯びた色に染まっていた。






一番通りを越えて、南の緑地帯に入る。落葉が進んで空が見え、薄暗かった遊歩道が明るくなっていた。緑地帯を離れて、住宅街を東へ向う。生垣からイチイに絡まった蔦と咲き残りのヤマハハコが、佳い風情を見せていた。僅かな間に、柿の葉が赤くなっていた。実も佳い色になって来ている。更に東のお宅の2階のベランダに、皮を剥いた柿が吊るされていた。道路側には柿の木がないが、裏庭にあるのだろうか。






陽の位置が低くなって来た。住宅街を北西へ戻る。過日見付けた生垣の実は、ツルウメモドキだった。北と西の二方向の生垣で、ツルウメモドキには見えなかった。下を覗くと、かなり太い幹が根元に見えた。眩しかった西日が、住宅の蔭に入って行く。家並みも樹々も、シルエットになり始めた。家に戻って、3階の窓から西を眺めた。浮雲を染めて、日が落ちって行った。





朝は青空が見えていたが、雲の量が増えて曇空になってきた。午後から札幌へ出かけ、塗料に付いて調べて来ようと思っている。