30, 08. 2013 タマノカンザシ
高湿度の日が続く。南方諸島は台風に見舞われている。今まで西進して大陸に向っていた台風は北上し、日本列島に向う予報が出ている。乾燥させていた立体に、また小さな亀裂が入り始めた。日中の高温、高湿度で膨らみ、夜分の低温で収縮するのが原因と思われる。取り敢えず亀裂を補正し、暫く様子を見ることにした。ストーヴに火が入る時期の方か、成形にには向いているのかも知れない。
前日切り取って干してあった植物を刻んでゴミ袋に詰め込む作業をした。ツユクサが方々で花を付けていた。毎年、花を楽しんでから引き抜く。以前日野在住のHさんが送って下さったヤマジノホトトギスに、枝分かれする様に、葉の付け根から新たな芽が出ていた。シュウメイギクが花を開き始めた。長く伸びた茎の先端ではなく、茎が枝分かれした根元の花から開く。タマノカンザシも開き始め、艶やかな姿を見せていた。
夕刻雨の予報が出ているので、2時過ぎに散歩に出かけた。気温は幾分下がっているが、湿度は高い。街路樹のナナカマドの根元に、シメジに良く似た茸が出ていた。西の住宅街を進む。南瓜にしては小さな実が生っているので近付いて見ると、立派に育ったメロンだった。実が汚れぬ様に、ビニールが敷かれていた。東の住宅街でエゾトリカブトが咲いていたので、北の沢のエゾトリカブトを見る。鬱蒼と繁る木立で日が当たらぬ所為か,蕾は未だ小さかった。三番通りを越えて、北の住宅街を進む。最も西端の小公園のズミが色付き始めていた。公園の北端から眺めた山並みは、厚い雲を冠っていた。
キウイを見に立寄る。良く色付いて、収穫出来そうな状態だった。今年は実の数が多い。住宅街を折れ曲がりながら、南東へ戻る。昨年最も早く花を付けたシロバナハギが漸く花を開き始めていた。蜻蛉の数が増えて来た。低い塀の上には、赤とんぼが羽根を広げていた。
昨夜来の雨が、今朝も降り続いている。台風15号は、列島を縦断するらしい。先日豪雨に見舞われた地方が、また被害を受けるのではと、案じられる。