23, 08. 2013 キレンゲショウマに蕾が


大気が不安定な状態が続く。昨日は朝方は雲が多かったが、やがて青空が広がり、午前中は良く晴れた。洗濯機を仕掛け、陶土入りの礬水を塗布して庭に出る。前日見かけた綿毛になったアメリオニアザミを思い出し、庭に居座っている此の種が種子を作らぬ様に、花が朽ち始めたものを切り詰めた。未だ蕾の数も多く、モデルに役立ってくれそうだった。昼食時に、急に空が暗くなる。義妹が慌てて、庭に干してある洗濯物を取り込みに駆け出す。大粒の雨が落ちて来て、小一時間降り続いた。

二度目の塗布を終えた2時過ぎに、買物がてらの散歩に出かけた。前日膝の調子が悪く余り歩いていなかったので、南東を大きく廻ることにした。ナナカマド公園を南に抜けて、南の住宅街を進む。袋が掛けられていた桃を見に立寄る。雨の後で袋が濡れて、中の実が透けて見えていた。随分大きくなり、佳い色に色付いていた。更に南東に進もうとした頃、空が暗くなり始めた。振り返ると黒い雲が広がって来ていた。土砂降りの雨は敵わないので、進路を北へ変える。





タマノカンザシが咲いているお宅があった。庭の此の種は、漸く花序を上げ始めたばかり。大きな房咲きの白い花が咲いていた。穂の先端まで花が密集している。人間の手が加わった園芸種かも知れない。歩道と家の間の僅かな土地に、今年も様々な野菜が植えられていた。春菊が花を付けていた。ピーマンも生っている。自宅で消費するだけなら、此の程度の量で充分なのかも知れない。雨粒が顔に当たり、足取りを速めた。







日用品を買い求めて店を出る頃には雨は止んで、黒雲の横から日が射し始めていた。もう一軒、モクレン科の花を付けている庭木を見付けた。タイサンボクなら白い筈だが、赤紫色の蕾を上げている。知らない花ボクの何と多いことか。家に入る前に、庭を一回りした。春にK氏から戴いたキレンゲショウマに、蕾が上がっていた。西の住宅街にあったキレンゲショウマは2年前に無くなってしまったし、工房のキレンゲショウマは工事で姿を消してしまった。しっかり育てて花を楽しみたい。




今朝は曇空。先刻から薄日が射して来ている。今日は全国的に雨の予報。一雨毎に暑さが失せて、季節が移って行く。