22, 08. 2013 残暑厳しく


気圧配置の変動か、暑い夏が続く。九州地方は猛暑日続きで、沖縄よりも気温が高い。もう13号となる台風は、南の離島を翳めて中国大陸へ向っている。前線の南下が引き起したのか、昨日は東京都内を襲った驟雨の映像が、ニュースで流れていた。甥夫婦が海外に住んでいるので、世界の天気予報も〓々確認する。ロンドンは最高気温が20度台の前半で、暑さとは無縁の様子。異変は偏西風が蛇行し続けている、極東のことだけらしい。

朝方は幾分涼しくなったが、日が照り出すと暑さが襲って来る。相変わらず陶土入りの礬水を塗布する作業が続く。3時少し前に、夕食の素材を買い求めに出かけた。時間が押しているのと、膝の調子が今ひとつなので、北西を小さく廻ってスーパーへ行くことにする。マルメロの実が大きくなっていた。咲き誇っていた大きな株のオオバギボウシは花期が終わり、実を付けていた。ナツハゼの実が色付き始めていた。無花果を見に立寄る。短期間に茎を伸ばした葉の付け根には、実が次々と出来ていた。この暑さで、実が色付かないかと期待している。






北へ向い、窪地の傍を通る。オオウバユリの実が大きくなっていた。足を庇って、中段まで下りて底を覗き込む。此の実が茶色に枯れて亀裂が入る頃が、種子の採取時期。期待したサラシナショウマは、花序が未だ白い紐の様に細かった。





スーパーへ入る前に、裏手の原野を見渡す。上空は晴れているが、西の山並みは雲に覆われていた。右手の更に遠い筈の朝里付近だろうか、突き出た半島が見えていた。クサフジも花期は終盤。花の数が少なくなっていた。咲き誇っていたアメリオニアザミは、すっかり綿毛に変じていた。綿毛が飛んで、彼方此方に来年花を咲かせる。





見えていた半島の更に南西の寿都で捕れた鰤が出ていたので、買い求めた。帰り道、少し回り道をする。エゾノコリンゴが撓わに実を付けていた。大きな実を付ける柿は、今年は落ちずに育っている。華やかさを見せていたネムノキの花も、色褪せ始めて来た。




昨夜は満月と思われる月が明るかったが、今朝は浮雲が多い。昨日よりも高い気温の予報が出ている。暑さは中々去らない。