13, 08. 2013 リシリリンドウ


蒸し暑い日が続く。四万十市では、最高気温が41度を超えたと報じられていた。湿度が高い日本での40度超えは、お湯に入っている様な感じになるに相違ない。温暖だった日本の気候は程の良さを失い、大陸並に過酷な状態になって来ている。採った梅の実を洗い、果物ナイフで実を削ぐ作業を始めた。表皮に雀斑の様な斑点が付いている部分は,皮も削いだ。半分位作業が進んだ段階で,従兄がお墓参りの帰りがけに立寄ってくれた。一回り年齢が上の従兄は元気そうで,安堵する。昼食後、お墓参りに出かける事になった。庭の花で,小さな4つの花束を作る。リシリリンドウが咲き始めていた。花は大きくて,青味が強い。7月上旬迄は屹立していたリシリリンドウは、茎が倒れて放射状に広がっている。以前図鑑で調べたが,図鑑の写真の花も寝そべっていた。



今日が盆の入りだが、前日日曜日に墓参を済ませた方々が多く,花を供えられたお墓が多かった。草取りをして花を供える。直ぐ近くにある父の姉が眠っている従兄の家の墓にも花を供えて,お参りした。帰りがけに、白砂糖を大量に使いそうなので,スーパー前で車を降りた。大粒の雨が落ちて来た。砂糖を買い求めて入口に向うと,滝の様に雨が降っていた。殆どが車で見えた方々なのに,余りの驟雨で皆様子を見ている。仕方なく,本の売場で時間を過ごした。雨は10分程で上がリ,青空も見えて来た。





少し回り道をして歩こうかと思ったが,西から黒い雲が流れて来たので取り止めた。住宅街を南西に戻る。空地は、ノラニンジンとアメリオニアザミが占拠していた。何れも佳い花なのだが,繁殖力か強すぎるのが惜しまれる。家に戻って、梅の実を削ぎ落とす作業を続けた。4時過ぎに,漸く作業を終えた。径24cm、深さが18cmの琺瑯鍋に一杯になった。義妹が夕食の支度に取り掛かるので,煮詰めの作業は今日に廻すことにした。昨年油絵を描きに見えている方が,自宅の梅で作られたジャムを下さった。さっぱりした味だったが,酸味が強過ぎると,家族には不評だった。甘くとろりとしたジャムにする方法を考える。一晩白砂糖をまぶしておくことにした。




今朝鍋の蓋を取ると,実の液が上まで上がっていた。これを弱火で煮詰め,水分が不足ならワインを加え,仕上がりにブランデーを入れようと思っているが,上手く出来るだろうか。