05, 08. 2010 コバギボウシ


相変わらずのすっきりせぬ天候が続く。本州の様に、30度を遥かに越える程の高温ではないが,曇天にしては気温が高く,湿度も高い。時折,雨もぱらつく鬱陶しい天候。

留守の間の猫達の食料を積上げたり、決して屋外で用を足さないので,便器を増やしたりと、何時もと様子が異なるので、猫達も落ち着かない。アタローの機嫌が特に悪い。

コバギボウシが開き始めた。キキョウとこの花は、開花期が早まって来ている。以前は墓参りに持参していたが,開花期が早まって、供花が少しずつ組合せが変わって来ている。昨年はキキョウがもう盛りを過ぎて、コバギボウシを主に組合わせたが,この時期からの開花では,やがてこれから咲くハナトラノオが主になるのかも知れない。ミズヒキソウも開き始めた。





満開になったヒヨドリバナに、オレンジ色の虫が来ていた。名称は判らない。初めて花を付けたサワギキョウは,花序の下から順次花を開き,とうとう頭頂まで辿り着いた。姿も色も佳く,充分に楽しんだ。セッコウボクのみが大きくなり始めた。昨年は虫の被害で,葉も実も疎らだったが,今年は沢山の白い実を付けてくれそう。コシキブが枝の付け根から枝先へと花を開いて来ている。戻る頃には、小さな実を付けていると思われる。






放射状に寝そべっているリシリリンドウに蕾が付いた。ナツエビネの蕾も膨らんで来た。新たな芽が出て,花序も増えたのだから,場所が気に入ってしっかり定着したのだろう。




花期が早まる花が多い中で,ルリタマアザミの開花が遅れている。漸く僅かに色付いて来たが、今年は花を見られそうにない。



コバギボウシ Hosta albo-marginata ユリ科