06, 08. 2011 ルリタマアザミ


昨日は久々の雨の予報が出ていたが、雲は多めながら青空が広がり、雨の気配は見えなかったので、ゴミ袋を集荷場所に運び、水撒きの作業をした。かなり多めに撒いた積りでも焼け石に水で、直ぐに乾いてしまう。放射状に寝そべっているリシリリンドウの通路に出た茎が花を開いていた。石の輻射熱で早まったらしい。数本の茎に、蕾が付いていた。




蕾を上げてから一月近く経過して、ルリタマアザミが漸く開いて来た。丁度月の変り目なので、今月のモデルに供しようと思っている。




水撒きを終えてホースを片付けていたら、アゲハが飛来して、義妹が育てているミカンの鉢植の周りを飛び始めた。時折葉や茎に止まっては、直ぐに飛び立つ。良く見ると、産卵している様で、葉裏に白い小さな卵が見受けられた。サンショウの葉は全て食べ尽くされ、現在1匹の幼虫が、葉のない茎にしがみ付いている。




陶の作業を一段落させ、ルリタマアザミとスモークツリーの葉に映りの良い花を買求めに出かけた。南西を回り道して、三番通りの生花店に行くことにした。西隣のハギが花を開き始めた。ミヤギノハギではないかと思われる。シラカバ公園を抜け、公園伝いに一番通りへ出て西へ向った。春から何度も観ていたツキヌキニンドウを見に立寄る。数多くの赤い実を予想していたが、赤い実は稀で、朽ちて萎んでいる実も見られた。




中央の沢の階段を下りて、木道を北へ進む。所々にキツリフネが見られたが、未だ最盛期には入っていなかった。ミゾソバが咲き始めていた。




急勾配の階段を上り、東の遊歩道へ出る。トンボと蝶の姿が多く見られた。小振のお洒落なコミスジヒヨドリバナには、クジャクチョウと鮮やかなオレンジ色の蝶が止まって吸飲していた。




二番通りを越えて、北の沢の遊歩道に入る。ヤマブドウの実が、大分大きくなっていた。桜の葉が赤く色付いていた。暑いと云っている内に、秋が忍び寄っている感じがする。




生花店で、白い百合とクルクマという形の面白い緑色の植物を買求めて戻った。咲き始めたルリタマアザミ、スモークツリーの茶色の葉、あと2箇所に花序を上げ始めた株があるので、最盛期のツリガネニンジンを加えて、モデルにしようと思っている。空模様が大分怪しくなり、4時を過ぎて夕立が会ったが、間もなく上がって薄日が射して来た。望む折には、雨は中々降らない。



ルリタマアザミ Echinops ritro キク科