28, 07. 2013 愚図つく天候


気温は高くないが、蒸し暑いすっきりせぬ日が続く。夏休みに入ったのに、此の天候では子供達は行楽もままなるまい。教室を終えて床を磨き、メビウスの輪を運び込む。厚みの薄い面に少し亀裂が入っていた。新たな磁器粘土を水に浸して、夕食の素材を買い求めに出かけた。

上空は雲が切れて、青空が見えているが、西の雲が厚い。北へ向い、四番通りへ出た。葛の蔓が一段と伸びて、他の植物に絡まっている。牛蒡の花が咲き始めていた。北西の空は、幾重にも重なった雲に覆われていた。




四番通りを東へ向う。シロバナシナガワハギが延々と続く。強い風に煽られているが、細い茎の割にはしなやかで倒れることはない。昨秋蒔かれた麦の前は、刈入れが近いのか、野草が刈り取られていた。





農場の間の道を南へ戻る。栗の雄花は殆ど落ちて、小さな毬が出来ていた。サツマイモが気に懸かり、農場の東浦てに立寄る。葉は広がって来ていたが、背丈は伸びていなかった。どの様な花を付けるのだろうか。玉蜀黍の毛が茶色く色付き始めていた。





住宅街をスーパーへ向う。白いルリギクが咲いているお宅があった。庭の白のルリギクは、未だ開いていない。夕食の素材を買い求めて戻る。西の雲が広がったか、時折雨粒が顔に当たる。空地に、背丈の低いシナガワハギとシロバナシナガワハギが咲いていた。此処は一度草が刈られた場所。見かけよりも丈夫な植物とみえる。ネムノキが気に懸かって、少し回り道をする。エゾノコリンゴが実を数多く付けていた。ツリバナの蕾が大きくなっていた。秋には見事に色付くことと思われる。昨年、夏に実が落ちてしまった柿は、今の所順調に実を付けている。ネムノキの梢に、2輪咲いた花を見付けた。







昨夜も雨が降ったが、今朝は上がっている。日が射さないので、少し肌寒い。東北地方の雨が酷い。大きな災害に見舞われた地方なので、これ以上の被害が出ないことを祈るのみ。