23, 06. 2013 様々な実


最も日の長い佳い時期に、低温の曇空が続く。昨日も雨は降らなかったが、厚い雲が垂れ込めていた。教室を済ませて、油絵具の処理をしたゴミが入った袋を庭に出す。エゾツツジが咲き出した。高山性のツツジで、背丈が低い。モチツツジも咲き出していた。名称通り、花心が粘る。躑蠋は、此の2種で最後となる。ツルハナガタが賑やかに咲き出した。赤く細い蔓を延ばし蔓が地面に着くと、其処から発根して増える。K氏から戴いたレンゲショウマが背丈を伸ばし、以前からある株と変わらぬ程になっていた。此処の土が気に入ったものとみえる。






良く伸びる雑草を取っていて、クマガイソウの変化に気付いた。花が朽ちている2本の内、1本の朽ちた花の根元に筒状の緑色のものが出来ている。昨年は花と茎がそのまま朽ちて行った。5cm程の此の筒状のものは、実なのだろうか。筋が入り、少し膨らんで来ている。暫く様子を見る愉しみが出来た。




アトリエの床を磨き、避難させてあった立体を運び込む。下に板を入れて移動させたので、亀裂は入らなかった。膠を水に浸して、夕食の素材を買い求めに出かけた。赤い花を付けていたヒョウタンボクは、実を付けていた。ナナカマド公園を東へ通り抜ける。芝生は一面のヒナギクで覆われていた。良く見ると、ヒナギクに混じって茸が数多く頭を出している。雨がちの日が多かった所為だろうか。





住宅街を東へ向う。ナツハゼに花が付いていた。庭のナツハゼや良く似た花のハナヒリソウを見るのを忘れていたことを思い出した。無花果の葉が大きくなっていた。無花果を見に立寄る。葉が大きく広がっていた。買物帰りに立寄ったお宅の無花果は、葉が小さい。





スーパーで買物をする。鮮魚店の前に先日の泥鰌に加えて、面白い生き物が並べられていた。黒く大きなスッポンと、海鼠。ナマコは、海鼠が正しい。付けられている説明が面白い。買物を済ませて、住宅街を南西に戻る。柿の木に小さな実が付いていた。



早朝は雲が多かったが、7時前から雲なく晴れて来た。もう少し暖かいと良いのだが、久々の快晴は嬉しい。