07, 06. 2013 針槐芽吹く


朝方の雲は10時過ぎには消えて、昨日は青空が広がった。メビウスの輪との格闘が続く。少し厚みが付いてはいるが、自重を支え切れる程ではないので、形状を保つ為にバケツやゴミ入れや空箱等を弧の中に差込んで形状を保つ。作業の合間に庭に出た。植え込んだ植物の周囲は与えた水で色が黒ずんでいるので、水撒きは止めにした。土の状態を見て、水を与えることにする。アポイカラマツが、小さく複雑な形状の花を下げていた。開花間近いサラサドウダンの下で、ニシキギが小さな花を付けていた。




作業が一段落ついた2時半過ぎに、散歩に出かけた。南東を廻ろうと、南へ向う。空地を黄色く埋めていたタンポポは、白い綿毛になって、風に乗って綿毛が飛んでいた。風には花々の甘い香りが混じっている。先日見付けたトウグミに似た花は満開状態だった。樹が結構大きいので花が小さく見えるが、トウグミかも知れない。




鉄道林前の道を東へ向う。他の樹々よりも芽吹きが遅れていたハリエンジュが芽吹き始めていた。白味がかった小さな葉を広げている。最上部の写真がハリエンジュ。窪地は伸び出した夏草で、流れが見えなくなっていた。円く白い大きな蕾が見える。直ぐ近くにオオハナウドだろうか、咲き始めたセリ科の花があった。気温は上がらないが、初夏の情景。




2階の屋根よりも高く伸びたツリバナが花芽を下げていた。昨秋小鳥達が啄んでいたエゾノコリンゴが満開状態だった。全く剪定をしていないので、下から出た脇芽の花を間近で見ることが出来る。





北へ向い、ハルニレのある公園に立寄る。もう梢の緑が強くなっていた。近寄ると、未だ緑色の花を付けていた。東の沢に接する公園のホウノキを見上げる。殆どが蕾の状態だったが、僅かに開き始めた花を見ることが出来た。





今朝は曇空だったが、8時を過ぎて青空が広がって来た。今日は夏日の予報が出ている。一気に夏日とならずとも、20度を超える気温が続くと良いのだが。