18, 04. 2013 クリスマスローズ


降雪はなく霧雨だったが、昨日は陽も射さず、薄暗く気温の低い一日となった。相変わらず、陶土入りの礬水を施す作業が続く。焼成した小品のスパイラルは、薄く伸ばした粘土を巻込み、接着面に水で溶いた陶土を施すのみで形状が安定したが、薄く軽いとは言え、2m50cmを超えた立体は、形状を安定させるのが難しい。屈み込んで作業を続けるうちに、雨は止んでいた。

2時半過ぎに夕食の素材を買い求めに出かけた。強い北風が吹いていた。風が吹き抜ける幹線道路を避け、ナナカマド公園を南へ向う。遊歩道の両側の雪が、随分少なくなった。雪が融けた叢から、茸が出ていた。




南東の住宅街を歩く。雪が大量に残っているのは、雪を運び込まれた公園や空地だけとなった。道の両側からはみ出していた雪の壁も消えて、道路が広くなって気分が良い。雪の下から僅かに葉を出していたクリスマスローズが、花を開いていた。最上部の写真が、黄色味を帯びたクリスマスローズ。庭の此の種は、開花は大分先のことになる。ヒマラヤユキノシタの蕾も膨らんで来ていた。ヒヤシンスだろうか。小さな背丈ながら、しっかり花を付けていた。





買物を済ませ、強い北風に押される様に家に戻る。雨も手伝って、家の東側の雪が大分後退して来たが、未だアトリエの入口までは融けていない。同じ東側でも、屋根からの落雪がないアトリエの東側は、通れる様になって来た。庭で一番早く咲く、背丈の低いクリスマスローズが、蕾を上げていた。土中で既に蕾を形成するので、花弁に土を付けていた。




昨夜来の雨も上がって、薄日が射して来た。先日の淡路島の地震に続いて、三宅島と石巻震源とする地震が起きた。太平洋岸に頻発する地震は、何かの前兆なのだろうか。