19, 04. 2013 またも降雪


すっきりせぬ天候が続く。本州地方は夏日の所も出ているが、気温は上がらない。洗濯機を仕掛けて、作業に入る。和紙の幅が広がって、一巻きのサイズが大きくなり、厚みを付ける作業が捗らない。あと僅かで全体の形状に辿り着くので、我慢あるのみ。

2時半を過ぎて、散歩に出かける。北風が吹いていたが、俯いての作業を続けていたので、広い空が見たくなった。三番通りを越えて、四番通りへ向う。盲学校前の並木のナナカマドの芽が、赤く膨らんで来ていた。近隣では、ナナカマドの芽が最も早く葉を開く。四番通りでは、大きな音を立てて、防風のパネルの角度を変え、風の通りを良くする作業がなされていた。遮られていた視界も広がる。西の山並みは、厚い雲で霞んでいた。原野の雪は、雪捨て場の雪を残して、殆ど融けていた。






冬期間は除雪されて居らず、パネルの下を埋めていた雪がとけた歩道を東へ向う。遥か下の農家に、馬の姿が見えた。中学校前のシナノキの芽も色付いて膨らんで来ていた。派手さはないが、シナノキの花は美しい。




農場の間の道を南へ戻る。雪は消えていたが、未だ農作業は始まっていなかった。少し回り道をして、昨年大きな葉の里芋が植えられていたお宅に立寄った。分厚い上着を身に着けることもなく、庭仕事をされておいでの初老の方の姿があった。今年も里芋を植えられるのだろうか。




今朝は予報通り、雪が散らついていた。庭木が薄らと雪を冠っていた。もう直き大型連休というのに、此の時期まで雪が降るとは、うんざりを通り越して、呆れ果ててしまう。