01, 04. 2013 沢の氷も解け始めた


弥生末日の昨日は,大暴れした冬将軍は未だ立ち去り難かったのか、空が明るいのに午前中は大きな牡丹雪が舞った。洗濯機を仕掛けて,作業に入る。前日水張りした和紙を床から外して,新たな立体の為に裁断を試みた。なるべく無駄なく和紙を利用したいので,形状の入れ方が難しい。新たな立体は,3mを超える形状となるので,一気に成形せずに、3つに分割して順次長さを延ばして行くことにした。貼り合わせる都合もあって、躯体を2枚貼り合わせた和紙で成形することにした、2枚をずらすと,貼り合わせの部分が綺麗に納まり,躯体も強度を増す。

出来上がっていた立体に色を施し,2時過ぎに駅前のスーパーに出かけた。午前中の降雪は僅かな量で,車道は乾いていた。道路脇の雪が大分融けて来た。雪に埋っていたベニシタンが姿を現していた。東町公園の塀に沿って歩く。未だ積雪はかなり多く,中へは入れない。楓の枝も未だ雪に捉えられたままになっている。一番通りを渡り,南の緑地帯に入った。遊歩道の所々が、地面が出ていた。舗装されていない道なので,そろそろぬかるんで歩けなくなりそうだった。





鉄道林前の道を西へ向う。歩道脇の塀に積った雪に,段状に氷柱が出来ていた。晴れると樹々の梢が色付いて見える。見下ろした沢の根開けが広がり,地面が出ている所もあった。






買物を済ませ,中央の沢の階段を下りる。小川の水面が出ていた。沢を渡り,東側の階段を上る。高い位置から見ると,沢の底の彼方此方にも水年が覗いていた。昨年溢れた水は引いていない。多くの野草や樹々は,凍ってしまったものと思われる。一面黄色に広がっていたキツリフネの姿が目に浮かんだ。



朝方は雲が多かったが,8時を過ぎて青空が広がって来た。着彩の仕事の合間に,昨日見積もった和紙を裁つことにしたい。