23, 04. 2013 シラネアオイの発芽


午前中は雲が多めだったが、昨日は午後に入って良く晴れた。大分厚みを増して来たスパイラルの6段目に続く、着地面を延ばして立体を安定させる為の和紙の準備をする。最終的に、台形の底辺は1m10cmとなった。先端の4段目迄は、地面から首を持ち上げた形状になって安定した。。和紙の裁断、貼り合わせに手間取ったので、1時過ぎから内庭の中央部の冬囲いの取り外しにかかった。先ず荒縄を外す。固い結び目は解くのが大変なので、切り捨てて行く。縄を解いて、窮屈そうに縛られていた庭木を解放した。長く太い竹を引き抜くのは大変なので、根曲がり竹のみ引き抜いた。

2時半を過ぎていたので、続きの作業は今日に廻して、散歩に出かけた。住宅街を南西に向う。ナナカマドの赤い芽が、解れて来ていた。葉に広がるのも、間近と思われた。膨らみが大きくなって来たシデコブシを見上げる。あと半月位で、開花だろうか。塀と道路の間の地面に、白い雪割草が咲いていた。





すっかり水が引いた中央の沢を渡って、西の遊歩道に入る。冬期間は除雪されず、通れなかった道。午後は陽が当たって暖かい。厚かった池の氷も解け、東の住宅街から押し出された雪も、大分嵩が減って来ていた。二番通りを渡り、北の沢を見下ろしながら東へ戻る。北の沢の底の水も引いていた。沢の底から立上がる巨木の梢が煙っている。遠からず芽吹くものと思われた。





北の沢の東の遊歩道に入る。開花を期待していたミズキは、ここ数日の低温が影響してか、未だ開いていなかった。西の雲に、僅かに虹色が見える。上空は未だ気温が低いものと思われた。沢を離れて、住宅街を東へ戻る。家に入る前に、作業中開いていた福寿草を撮ろうとしたが,もう陽が傾いて花弁を閉じていた。直ぐ近くのシラネアオイの株から、円く屈んだ芽が見えていた。今朝は雲なく良く晴れている。最高気温は15度を超える予報が出ている。日が高くなったら、内庭の冬囲いの撤去を終らせてしまいたい。