19, 03. 2013 マンサクの花芽


昨日10時過ぎから降り始めた雨は、2時前まで降り続いた。正午のニュースで、本州から沖縄まで、雨を伴った強風が吹き荒れている様子が映し出された。台風並の強い風で、被害も出ていた。近年の気象は極端で、程の良さに欠ける。前日から取り掛かった、立体の小口の処理を続けた。

一段落ついた2時過ぎに、散歩に出かけた。緩んでいた路面の雪は、雨でずぶずぶの状態になっていた。轍の跡には雪解け水が溜り、川の様になっている。水溜りの底は、未だ凍っていた。道路の状態は良くないが、気に懸かっていた庭木があって、住宅街を西へ向った。緩んだ雪に足を取られながら、庭木を目指す。気掛りだったのは、芽が大分膨らんでいたマンサクの木。見上げると、花芽は黄色く膨らんで分割し始めていた。





西へ進んで、北の沢の遊歩道に入る。膨らんだネコヤナギを見上げ、三番通りから池を眺めた。岸辺に水面が覗いていた。何れ程分厚く凍ったのか、中央部は雪の色も変わっていない。真冬日続きだった今冬の冬を思い出した。





北西の住宅街を東に戻る。未だ堆い雪の下に空間が出来て、ドウダンツツジが覗いていた。前日東の沢で根開けを探したが、見付けられなかった。此の気温が数日続くと、根開けが見られるかも知れない。東端の小公園の大木の梢が霞んで来ていた。近くで見ると小さな冬芽なのだが、遠景では霞んで見える。三番通りに戻り、道を渡ろうとして、路肩の雪の厚みに気付いた。2月には完全に排雪されていたが、高さと厚みを増していた。泥水を跳ね飛ばして走る車からの佳い防護壁になっている。中央分離帯のナナカマドから下がったヤドリギに、黄色い花芽が見えていた。






夕刻からまた雨が降り出し、今朝も小雨が降っていたが、先刻から薄日が射し始めた。週間天気予報には、明日から雪達磨が並んでいる。折角3月初旬の状態に戻ったのに、雪はもう要らない。