30, 01. 2013 膨らむ冬芽


昨朝の青空は午後まで続いた。取り掛かっていた立体に、仕上げの膠を施す。まずまずの仕上がりとはなったが、今一つ迫力が足りない。頭の隅で、陶ならどの様に出来上がるかとの思いが浮かぶ。2度目の膠を施し、2時前に散歩に出かけた。上空は良く晴れていたが、西の空に雪雲が広がっていた。

南東を廻ろうと、ナナカマド公園へ向う。途中のお宅のモクレンの冬芽が、白く光っていた。公園を南へ通り抜ける。楓も白樺も、陽を受けて梢が輝いていた。





住宅街の道をを気侭に折れ曲がりながら、南東に向う。小公園の北側の樹々が、遠方からは、冬芽で煙って見えて来ていた。鉄道林前の道を東へ向う。針葉樹に混じる広葉樹の梢も煙っていた。西の雲が広がって来た。




国道が線路を越えて北東へ向う団地の外れで、進路を北へ変える。日時計のある公園を通り抜けようとしたが,押し上げられた雪の壁で通り抜けられなかった。公園に沿って東へ向い、回り道をして一番通りへ出る。途中のお宅のフジが、佳い色の種子の莢を下げ、赤味のある大きな冬芽を出していた。煉瓦工場の東の道を北へ戻る。工場の屋根の雪がずり落ちて、曲線を描いていた。




工場の北からに礬通りまでは、東の沢を利用した公園が続く。空が曇って来た。晴れていると輝く筈のミヤマハンノキが黒々と聳える。雄花の穂が大分長くなっていた。公園に沿って、二番通りを西へ戻る。通り脇の住宅の屋根の庇に、ヒヨドリだろうか、雪を突つく鳥の姿があった。水分補給なのだろうか。ナナカマド公園近くのお宅では、雪祭りに合わせてだろうか、塀の前の雪に穴が穿たれていた。




夕刻から雪が散ら付き始めた雪は止んで、今朝は青空が広がっている。小屋根に積った雪は5cm程。夜明けが少し早くなって来た。