29, 01. 2012 夕暮れの公園


昨日は空の青は弱かったが、終日良く晴れた。久々に病院へ出かける日だったので、散歩時に使用するベストやマフラー等を洗濯する。正午過ぎのバスで、新さっぽろへ向った。地下鉄に乗り換える前に、売店でマスクを購入する。インフルエンザが大流行で、病院の待合室は危ないと感じた為。南1条通りの街路樹のトチノキには、大きな冬芽が出ていた。電線に触れるのを嫌われてか、無惨に剪定されている樹もあった。




血液検査の採血までは順調だったが、その後うんざりする程長い時間を、待合室で過ごさなければならなかった。問診の後、支払いを済ませ、薬を受け取って病院を出たら、陽はすっかり傾いていた。大通公園を東へ向う。雪像制作の為に、四角く固められた雪が林立していた。番号を付けられている雪塊もある。大きな足場を組まれた現場は、通行止めになっていた。南大通の歩道から、作業の様子を見ながら東へ進む。








駅前通りに出た頃には日は暮れて、テレビ塔のイルミネーションが灯っていた。2006年のパリでの2人展の折に、最後の10日を過ごしたアパートがエッフェル塔の近くで、日暮てアパートに戻る折、華やかなイルミネーションを見上げたことを思い出した。単純に点滅するだけでなく、グラデーションで色を変えたり、動きを導入した方が見映えがすると思う。すっかり日暮れた街路を駅へ向った。



今朝は雲なく良く晴れている。空の青は強く、透明感がある。庭の梅の樹には、相変わらずツグミヒヨドリが、交互に飛来して林檎を啄んでいる。