15, 01. 2013 薄暗い一日


連休の最終日の昨日は,関東地方が雪に見舞われた。成人の日とあって、振り袖に白いショールと定番の姿の女性達が,雪に足を取られながら歩く姿が正午のニュースで流れた。コートを着用もせず,和服の後始末が大変だろうと気に懸かる。前日成形した筒の両端に,再度膠を施した。後二.三度施すと,筒の両端は固くなる。

芯に入れてあるボイドは重く作業がスムーズに運ばないので,軽い芯材になるものを見付けようと,2時前に国道にあるホームセンターへ出かけた。薄曇りながら風もなく,平穏な状態。住宅街を気侭に曲がりながら,南東へ向う。剪定されたイロハモミジに、紅葉した葉が残っていた。一気に寒さが押し寄せたのが,原因と思われる。小振りながら,数多くの実を付けたクサボケがあった。しっかりした冬芽を出している。シデコブシの冬芽も,大分膨らんで来ていた。





一番通りから国道へ出る。国道より低い位置にあるホームセンターへのスロープや階段は除雪されて居らず,大回りをして店舗に入る。入口には、野菜の種子が勢揃いしていた。散歩の折に見かける,野菜の種類の多さが頷ける。大工道具や部品等の売場は面白い。買い求める予定のないものも、つい見回ってしまう。売場を一巡して,僅かに上部が広がったゴミ入れを2つ買い求めた。





軽いが嵩張る荷物で,最短距離を戻る。高速道路と煉瓦工場の間の道を北へ向う。ミヤマハンノキが寒々と聳えていた。果穂も混じって,雄花の冬芽が見える。最上部の写真が,ミヤマハンノキ。陽は未だ落ちていないのに,西の空が薄紅色に焼けていた。ナナカマド公園を通り抜ける。ナナカマドの冬芽が膨らんで来ている。春に最初に葉を広げるのが,このナナカマド。昨年厳しく剪定されたナナカマドに,ヒヨドリの姿があった。小鳥が数羽飛来した。シジュウカラも混じっていたが,ヤマガラの姿を撮っているうちに,鴉が飛来して小鳥達は飛び去った。





明けて来た空は,東は晴れているが西から黒雲が押し寄せている。相変わらず気温は低い。週間予報には、雪達磨が勢揃いしている。今週は明るい陽光が望めないかもしれない。