02, 01. 2013 初詣へ


昨朝は雲が多かったが風もなく,新しい年は穏やかに明けた。雲間から時折陽が射していたが、正午を過ぎて雲が開けて来た。遅めの昼食を済ませ,初詣に出かける。祝日用のバスの時間表を確認して出かけたが,三が日は時間が変更されて居り,小一時間の間があった。タクシーも見付からず,歩いて行くことにする。二番通りを東へ進む。歩道にナナカマドの実が落ちていた。房ごと落ちている実もある。この乱暴な食べ方は,ヒヨドリに相違ない。近くの大きな樹に、ヒヨドリの姿があった。




錦山天満宮は、昨年程混んでは居らず,鳥居をくぐって列の最後尾に付く。それでも第二鳥居まで,10分以上が経過した。境内の樹々は何れも巨木ばかり。第二鳥居の東の巨木には、ヤドリギが多く寄生している。此処のヤドリギは,実の黄色いヤドリギのみ。




お参りを済ませ,破魔矢を受けて神社を後にする。参道には未だ長い人の列が見えていた。歩道のない道を歩く難儀を考えて,二番通りの南の歩道を戻る。秋に見付けたノブドウのある小さな煉瓦建てのお宅は,ひっそりと雪に埋っていた。高速道路に架かる橋を渡り団地に戻る頃,陽が傾いて西の空が焼け始めた。




二番通りからナナカマド公園の遊歩道に入る。此処にもまたヒヨドリの姿が見られた。昨年はキレンジャクを見かけなかったが,今年は渡って来るのだろうか。西の雲が広がったか,明けて来た空は曇空。風はないが気温は低く,石楠花の葉がきりりと巻いている。