03, 01. 2013 凍てつく道


朝方の雲は10時過ぎには消え,昨日も良く晴れ上がった。日射しは明るいが,気温はかなり下がっている。新春恒例の箱根駅伝を見ながら,手仕事をする。万全の準備を積み重ねて来たにも拘わらず,襷を繋げなかったチーム,驚異的な脚力で下位から順位を上げるチームと,人生のドラマを見ている様で面白い。

放映が終った2時半過ぎに,散歩に出かけた。今日から降雪の予報が出ているので,西の山並みを見ようと北西へ向う。年末の雨で出来た路面の凹凸は低温で固く凍り付き,歩き難いこと甚だしい。歩道のある道を選んで,北の住宅街へ向った。レンギョウの冬芽が膨らんで来ている。マンサクと同様,花が先ず咲き出すので,花芽に相違ない。



住宅街の外れから、西の山並みを見渡す。山の姿は見えていたが,雲で幾分霞んでいた。青空に映える山並みは,中々目にすることが出来ない。晴れると雪を頂いた山並みがくっきり見えていたのだが,雲を載せていることが多くなってしまった。気流が変わってしまったのだろうか。



早くも陽が傾き始めた。夕陽を浴びて,ポプラの梢が光る。高くて確認出来ないが,梢の表情が和らいでいるのは,冬芽が出て来ているのだろう。シラカバ公園に,北から入る。他の樹々と競合して,ヒョロヒョと背丈が高いホウノキに、黒く変色した実が一つ残っていた。




早朝のニュースで道内の雪の映像が流れ,数多くの列車の運休が報じられていたが,明けて来た空は良く晴れて,南西の空に半月が見えている。余り荒れずに推移して欲しい。